セレブリティ

夢は石油王と結婚すること。
イージーです、こんばんは。
夢は大きい方がかっこいいんだぜ！

さて、そんなセレブリティな私は、真昼間から温泉に入ってきました。
しかも目の前には海！
オーシャンビューっていうよりも、海！
東映の映画の最初に流れる映像みたいな海！
気持ちよかった…そのまま干物になりたかった。（干物？）

で、その露天風呂の出口にエステルームなるものがありまして、
「韓国式マッサージ」と、デカデカと暖簾を掲げているわけですよ。
私の地元でそんな看板を見た日にゃあ、女子供は関係ないお店なわけですが、
ホテルの風呂場にあるわけですから、ちゃんとしたマッサージをしてくれるお店です。

一緒に行った友人は、
エステからマッサージから整体まで一通りこなしている玄人なのですが、
私ときたら、ウレシハズカシ初体験なのですよ。
人様にオイルを塗られて全身まさぐられるなんて、初めてなのですよ。（語弊がある）
それでも頑張って挑戦したのですが、
もともと肩を揉まれたりするのが大の苦手で（叩かれるのは平気）、
マッサージをしてもらっている間、笑いをこらえるのが大変で、 逆 に 疲 れ た 。
痔の人が使うようなあのドーナツ型のクッションにつっこんでいた私の顔は、
きっとすごいことになっていたに違いない。

しかも、最初にアロマオイルのようなものを塗られたのですが、
なんかもうオリーブオイルみたいなニオイがして、
まるで自分が調理されるのを待つ豚ロースになったような気分でした。
このまま塩コショウをふって、こんがり焼けばいいじゃない！
おいしく頂いちゃえばいいじゃない！（何プレイ）

で、終わったら、そのマッサージしてくれた方に、

「オネエサン、カタコッテルネ～。マイニチパソコン？」

と言われた。特に右肩がこっているそうです。
で、マッサージ中に私がこそばゆさを我慢しているのに気づいていたらしく、

「ソンナンジャ、オトコノヒトニサワッテモラエナイネ」

と、とんだセクハラ発言。
おーい、ちょっとこっち来い。お前、いまなんつった？
そして、そのことを友人に話した際に、

「いいんだよ、私は、物慣れない感じで攻めるんだよ」

と付け加えたところ、

「その顔で！？（プッ）」

と言われました。
この女を高速道路上に放置して帰りたかった。