もずくと私

先日、冷蔵庫を漁っていたら、半年以上前の酢もずくを発見し、
その密閉されたビニールのフタを震える手で優しく剥がしてあげるか否か、
非常に迷っているイージーです、こんばんは。

好奇心に負けそうです。
止めて。
誰か私を止めて。
このままでは、後悔の海に繰り出してしまう。
そのまま、海のもずくと化してしまう。うまい！ 寒い。

とか話していたら、友人に「そういうふうに言っていても、期待したほどじゃないんだよ」と
一蹴されました。
そうか、そういうものなのか…分かりました。なら貴様が開けてみろ。

本日、また冷蔵庫を漁っていたら、そのもずくちゃんと再会したのですが、
見つめるばかりで触れることは叶わなかった。
僕は目を瞑り、思い出の君を遠くへと押しやる。
また会う日まで、僕は君を忘れない…。


なんて…

そんなわけがない。

人間なんて、すぐに大切なものを忘れてしまう生き物なのよ！（どうした）
とりあえず、また忘れた頃、半年後あたりに会えるといい。