easy な独り言
日々、とけてながれゆく (毒と妄想にご注意!)
子供の頃から「口が達者なガキだ」と言われて育ったイージーです、こんばんは。
ホメ言葉じゃなくね?これ。
今日イージーは、どうして私はここにいるの?私の居場所はここじゃないわ!と叫びたいような、そんな食事会に参加してきました。(それでも食い物は咽喉を通る)
昼食会のメンバーは、まぁ、知り合いの知り合いが集合!みたいな会だったんですけど、なんと全員、「芸術家」。ダンサーとか、陶芸家とか菓子職人とか、パフォーマーとか、民俗芸能研究家とか、旅人とかいろいろ。
彼女たちを「芸術家」でカテゴライズしていいのか分からないのですが(多分違うんだろう)、まぁ、一番分かりやすく「芸術家、アーティスト」で。
しかも皆様、“趣味でやってる”とかじゃない。それを生活としている人でした。
そこに、特に取り得のないアイアム一般ピーポーの私がいたもんだから、そりゃ居場所がない。なんつーか、話が分からない。な、何語で話してんですか…?
自慢じゃないが、今まではどんな相手でもある程度の話ができていた自信がある。これは正直言って自信がある。しかし今日ばかりはどうしようもなかった。
話を合わせようと、それらしい話をしたいと思ったのだけど、プロ(?)を目の前にそんな浅はかな知識を披露してどうする。てか私、芸術活動してねー。発言できるとしたら、「アイアムジャパニーズオタク。コ○ケのカタログ買いました」くらいだ。なので、お口にチャック!黙ってろ自分!
しかも、知識とか専攻とかそういう話じゃない。感覚的に何かが違う。視点が違う。発言のひとつひとつが、なんかすごい。言っていることが分かりやすい。曇りが無い。そして妙な説得力がある。つまりみんな、自分のやってることにすごい自信を持っていた。それは過信ではなく、根拠ある自信のように思えた。
本気で活動している人って、こういう人たちのことなんだ。それが、ただ好きとか、ちょっと得意とか、そういうレベルじゃない(技量も考えも)。なんか、自分が非常に恥ずかしかったです。
なので、そんな恥ずかしい私は、こういう人たちって、持ってるエネルギーが違うなぁと、黙々と話を聞きながら、飯をかっ込んでいました。(そしてそれが私のリアルなエネルギーになる)
美しいものや素晴らしいもの、正しいものは、明確な理由が無くとも、皆それをそうだと認識している。
これは、そういうことなんだ。
自分がすごい馬鹿に思えてきて、ちょっと泣いた。